猪十戒のエンジョイライフ

欠けの多い猪年の安田信夫が、観劇や喫茶店周り、自転車走りその他、たわいもない趣味の生活を紹介するブログです。

表現者工房で「あじわうとき」を見たがプンプン💢

まずは表現者工房に観劇に行って感じた怒り💢を❗️

今回は、劇団の方針か、表現者工房の責任者の池田さんの方針か、入口掲示看板(当日は雨のためのビニール掛けて内容が見にくい)にはってある何時もなら頂ける公演チラシも当日パンフレットもいただけなかった。自分の携帯かスマホからネットで見ろとの方針らしい。
私は観劇中のマナーとして観劇中は携帯の電源を切る。そうすれなネットど当日パンフレットなど見れるわけがない。私のように年寄りで携帯やスマホなどの操作は自由自在の人間以外はこの芝居は、もしくは表現者工房での上演は観にくるなと言うことなのだろうか、プンプン💢
開演30分前、通常の開場時間に劇場には行ったが、チラシやパンフレットや他の公演の案内チラシも全くなしでは、暗い客席で30分何もしないでただただ座って待つのは苦痛。幸い会場の隣に喫茶店があったのでそこで遅い昼食を25分で提供され食べることができるかを確認していただき、時間調整をする。ほんと頭にくるチラシ・パンフレットなしだ。
実は、予約する時から、客を自分の会社のシステムに取り込み支配下に入れてやろうとの雰囲気が感じられて、あれあれ、昔の表顔射工房で芝居を見た時には感じなかったのにな❗️と違和感を感じていたのだ。
それが、こんな形で不愉快に発展するとは・・・・。
観劇は、それを忘れて、気分転換して拝見しようと心がける。

あじわうとき」の舞台を拝見して

家に帰ってからも、チラシやパンフレットなどの感想を書くための参考資料が全くないので、キャストの演じられた方の名前などは思い出せない。
私の記憶だけで書くので間違っているところ思い違いしているところがあるかもしれない。
話は、80うん歳のミツ子(みっちゃん)の思い出話から始まる。彼女は昔は羽生いの良い生活をしていた詐欺師で、その隠した金狙って出たきた男を昔からいつも一緒にいたみっちゃんとして、話が進む。どこまでが真実でどこまでが妄想かよくわからない。
その思い出の中では、ミツ子は戦争中に空襲で防空壕に落ちた爆弾で母親を亡くす。その時にまだ生きていた埋まった母親の手を握り助けようとするができず、母は逃げて生きろと言いて・・・。その後、彼女は成人してから金持ちのパトロンを持ち店をまった羽振り良くなる、しかしそのパトロンとの間に出来た息子を認知してもらえないで、幼い時にその子を手放してそのまま・・・。その後若いミツ子は、株の売買に関するお告げを聞く能力があって大儲け❗️それを利用し銀行屋と株屋が煽て高額の借金をさせ儲かると悪用。バブルで踊らされる投資家と銀行屋と株屋さんの話が面白く展開される。その部分は楽しく演じられ面白かったのだが、それ以上の深みの楽しみや人間像を拝見することはできなかった残念❗️

あ、舞台は木下菜穂子さん演じるミツ子とその相手役のみっちゃんと銀行員と株屋さんとの3役を演じる矢内文章さんの2人で演じられ、演技はバブルで踊る馬鹿馬鹿しく笑うところは面白かったのだが、ミツ子が死ぬ直前の場面などの深みはうーん。感じなかった。
それに、若い時に手放した息子との関係など、最後には何か大切なメッセージが隠されていると思って見ていたが、それは全くなし。あれなら子供ができて、またその子を手放した話などこの芝居には不要ではなかったと思う。この点は本に対する不満だな。だからそれに関する演技部分が心に響かないのだな。

最後にチラシ。当日パンフレットがないことへの不満を再度表明

芝居を作り演じる方は、その舞台が全てかも知らない。
でも私たち観客は、勿論その拝見する舞台を楽しむのですが、観客の楽しみそれだけではない。私は最近はコロナ禍の影響で数が減っているが多い年には年間200本くらい見てまた感想をネットで書いて投稿していた。その、後で観劇を振り返り感想を書く他もには、チラシや当日パンフレットは、家に帰ってから再度舞台を思い出させ、感想を書かせ、さらに日を置いて他の芝居を見た後で比較して楽しむための大切なデータであり資料なのです。それをコストダウンのために、自分の都合で無くして平然としている神経、驚いてしまう。
これでは、これからは表現者工房での芝居は見に行くのをやめようと思ってします。
当日、この湧いてくる不満をアンケート用紙に書いておいてくることが出来なかったことがさらに怒りを倍化させるプンプン💢

アフタートークに写真です。
千秋楽で昔この作品を演じられた七味まゆ味さんが出られました(中央)