猪十戒のエンジョイライフ

欠けの多い猪年の安田信夫が、観劇や喫茶店周り、自転車走りその他、たわいもない趣味の生活を紹介するブログです。

10月24日夕方から、立命館大学の「劇団月光斜」の舞台『大江戸ロケット』を観劇

立命館大学「劇団月光斜」の『大江戸ロケット』を観劇する。




写真は上から、迎えてくれた入口の看板2枚と戯曲本の写真。
10月24日の17時30分から、立命館大学の「劇団月光斜」の『大江戸ロケット』を観劇する。
実は趣味の戯曲収集で中島かずきの戯曲も何本か持っており、この『大江戸ロケット』はその1本だから、見る前からそのストリーは知っている。戯曲には舞台では言語化されない「ト書」まで読んでいるのだから、状況は理解した上での観劇となるから、感想はどうしても辛口になるゴメン🙏
で感想であるが、何時もの事であるが「衣笠キャンパスの学生会館小ホール」との会場の制約が、舞台にわるく出て、平板な作品になってしまっていると感じた。
役者さんや部員さんは頑張っているのだが、今ひとつ、特に役の人になりきって伝えられる(役の上の)人間としての心/思いの部分が十分に伝わってこない。
この辺は、多くはこの会場に制限されて作り伝えられた「劇団月光斜(衣笠キャンパスのグループ)」の欠点だと思うから、後で項を改めて詳しく記述し提言したい。

「劇団月光斜」の皆さんと、そのパンフレット他の作品集





写真は、①見送って下さった部員の皆さんと、②お土産にいただいたきれいなクリアフォルダーと案内チラシの表面、③16ページ立ての立派な冊子タイプの当日パンフレットの「あらすじと相関図」、④お土産にいただいた「大江戸コケット」の絵葉書。
見送っていただいた(何時も表で並んで見送ってくださる)劇団員の皆さん、お疲れ様です。そして舞台をありがとう御座いました。
そしていつも思うことですが、他の劇団ではできないような立派な16P立ての当日パンフレットや、素敵なクリアホルダーや絵葉書のお土産、とてもありがとうがございます。無料公演ゆえ、お礼を兼ねて音のしないカンパを入れておいたので使ってください。
本当に「劇団月光斜」は本当に歴史のある劇団で、部員の数がは多い。これからもさらに研鑽して、さらに良い上演環境を得て活躍してほしいものです。

終演後の舞台写真を見ながら考える。


上演中はもちろん携帯を電源オフしており撮影できないから、終演後の皆さんの挨拶が終わった後に、会場の舞台の状態を撮影
本当は、終演後の舞台上での挨拶の場面から、撮影させて頂くと嬉しいので、今後検討願います。
見ての通り、天井が低く、奥行きの浅い舞台作り、ここでお芝居を拝見させて頂くたびに、本当にこんなところで舞台を作られて本当にかわいそうと悲しくなる。以下に番号付きで苦言/提言を

1. この天井の低さでは、照明さんが「かわいそう」

この学生会館に観劇に来て、いつも思うことは、この会場の天井の低さでは「照明さん」本当に苦労されるだろうな、かわいそうとの思い。
今回も、舞台中央下手のブルー系の地明かり用のライトが、いつも目に入って気になり邪魔になった。この天井の低さでは、各席の上に設置する釣り照明を使って、天井の低さをカバーすべきと思うのだが、一向に改善される雰囲気はない。わたしも昔から照明のお手伝をしていたことがあるから、いつも思うのだが、客席の上に何本も電線を追加配置するのは学校から禁止されているのであろうと思う。かわいそうで仕方ない。それなりに舞台前面のアンダーホリはちゃんと使われているのだが、アッパーホリはどうされるのだろう。色々な課題は全て、建物の天井の低さに起因する。
わたしは、立命館大学草津ヤンパスで行われる月光斜TameBKCの舞台も拝見する。
向こうは誕生の高い会場での舞台作り。その成果が舞台に現れる。衣笠キャンパスにはあの会場に見合うような良い場所(ホール)がないものか❗️
勿論、佛教大学のグループさんの様に、この会場よりも天井の低い地下の会議室の1室を会場にして上演されているグループもある、天井が低ければ何もできないということではないが、その場合は出演者3−4名の舞台。天井に釣りものが出来ない部分を、前面からの照明だけでカバーしていた。でも20名弱が舞台一杯動き回る「月光斜」さんの舞台では無理❗️

2. 2番目は、間口は十分であるが奥行きが非常に浅いと感じる。

奥行きは現実の舞台で計ったことはない、多分3間ちょとではないのかと思う。
だから、いつも出演人数の多い「月光斜」の舞台は上手/下手の前後ろの2箇所から人が出入りし、舞台中央の後方から出てくる人が、舞台中央手前で動き回り、演技をし、セリフを只々喋りまくる印象しか受けないのではないかと思う。何時来ても同じような舞台構成で同じような舞台という感じが拭えないのだ。これはわたしの思い込みかもしれない・・・。違っていたらごめん。

年5回も講演される「月光斜」さん、一度会場を変えてみる勇気を❗️

今回の講演後に、冬公演が決まったとの案内があった。わたしのことだから、案内をもらって時間調整がつけば拝見にくるが、一度間口や奥行きや天井の高さをクリアーした舞台での舞台を見てみたいな。草津や茨木のキャンパスに良い場所があれば、年1回はそこを会場にして上演。もしくは「月光斜」さんは谷町も多くおられるようであるから、年一度の卒業公演は京都文化芸術劇場を借りてやって見るなど出来おないかな?
広く大きな舞台でのびのびと演じることで、きっと舞台がズーット良いものに生まれ変わると確信しています。
その良い舞台を、拝見できる夢を見ながら、との提言をアップします。